【amazon】ボードゲームランキングTOP100はこちら>>

『ハダラ(HADARA)』ドラフト式文明発展ボードゲームのルール&レビュー

『ハダラ(HADARA)』ドラフト式文明発展ボードゲームのルール&レビュー

ハダラ(HADARA)は、文明発展がテーマのドラフト系ボードゲームです。2種類のドラフトでカードを選び取っていき、軍事力・文化力・食料供給力などの国力をアップさせていきます。

今回は、2段階ドラフトが特徴の『ハダラ(HADARA)~文明の興隆~』のルール&レビューを紹介します。※日本語版は、2020年4月9日に発売しました。

▼ハダラ(HADARA)

\お友達追加お願いします/
LINEで更新情報を受け取る

当サイト『ぼくとボドゲ』の更新情報をお届けします。

ハダラ(HADARA)はどんなボードゲーム?

ハダラ(Hadara)のゲーム画像

ハダラは、アラビア語で「文明」という意味で、その名の通り、文明発展がテーマのボードゲームです。

プレイヤーは、3つの時代に渡って「収入・軍事力・文化力・食料供給」という4つのステータスをアップさせていき、最も発展した文明を築いた人が勝利となります。

ハダラは、カードを選び取っていくドラフトゲームですが、面白いのは『2段階ドラフト』になっていること!

2段階ドラフトシステム|ハダラ(HADARA)

1つの時代の前半では「2枚から1枚を選ぶ」、後半では「捨て札から選ぶ」というように、2種類のドラフトでカードを獲得していくという独特なシステムになっています。

ハダラ(HADARA)の『ゲーム準備』

まずは、ハダラを遊ぶ前のゲーム準備です。

ゲームボードの準備

各色の「時代Ⅰカード」を、同じ色のカード置き場に置きます。

ゲームボードの準備|ハダラ(HADARA)

ボードの脇に、植民地タイル、トークン類を置いておきます。

各プレイヤーの準備

個人ボードを受け取ります。

個人ボード|ハダラ

個人ボードの右上には固有の紋章(全5種類)が付いています。

また、中央は国力表になっていて、上から「収入・軍事力・文化力・食料供給」という国のステータスを表しています。

収入・軍事力・文化力・食料供給|ハダラ

「黄⇒収入、赤⇒軍事力、青⇒文化力、緑⇒食力供給」です。

準備カードをランダムに1枚受け取ります。準備カードには「初期コイン・初期国力・優先番号」が書いてあります。

準備カード|ハダラ

上の準備カードの場合、最初に8コインを手に入れ、初期国力が「収入4・軍事力1・文化力1・食料供給4」からスタートします。初期国力の通りに、国力コマを配置します。

国力コマを配置|ハダラ収入4・軍事力1・文化力1・食料供給4の場合

優先番号は、「1なら時代Ⅰで親になる」「2なら時代Ⅱで親になる」ことを表しています。

ハダラ(HADARA)の『ルール』

ハダラ(HADARA)のルール

ハダラ(HADARA)のルール・遊び方を詳しく紹介していきます。

ゲームの流れ

ハダラは、時代Ⅰ・時代Ⅱ・時代Ⅲという3つの時代をプレイします。各時代は、フェイズA・フェイズBに分かれていて、2段階でドラフトするのが特徴です。

ゲームの流れ|ハダラ(HADARA)

時代Ⅲの終了時に、最も勝利点の高い人の勝ちです。

フェイズA-山札から全員同時ドラフト-

フェイズA|ハダラ 文明の興隆

時代ⅠのフェイズAから始まります。

紋章ダイヤルを回す

まずは、その時代の「親」が紋章ダイヤルを回して、任意の位置で止めます。

紋章ダイヤルを回す|ハダラ

自分の紋章が示す山札から2枚引く

全プレイヤーは、自分の紋章が示すエリアの山札から2枚引きます。

山札から2枚引く|ハダラ(HADARA)

カードドラフトを繰り返す

2枚のうち1枚を選び取り、残った1枚をそのエリアの捨て札置き場に置きます。

カードを捨て札置き場に置く|ハダラ捨てたカードは、フェイズBで使用する

そして、手元に残した1枚を「購入」するか「売却」するかを決めます。

A. 購入する

カードを購入する場合は、購入コストを支払って、カード上部の「発展値」分だけ国力コマを動かします。

例えば、発展値が『収入(黄)2、食料供給(緑)2』なら、その数値分だけ国力コマを動かします。

発展値分だけコマを動かす|ハダラ黄色と緑色のコマを2マス分進ませる

-値引きボーナス-
購入済みカード1枚につき、同じ色のカードのコストが1コイン分安くなります。
B. 売却する

売却する場合は、そのカードをゲーム外に除外し、裏面に書いてある金額分のコインを獲得します。

カードを売却する|ハダラカードを売却して、2コインを獲得

紋章ダイヤルを回して、ドラフトを続ける

紋章ダイヤルを1エリア分回して、全員次のエリアの山札からカード2枚を引いて、ドラフトを繰り返します。山札がなくなったら、資源の獲得に進みます。

資源の獲得(収入・入植・彫像)

現在の国のステータスに応じて、コインやタイルなどを獲得できます。

‐ 収入 ‐

収入(黄色)の値の分だけコインを獲得できます。

収入|ハダラ(HADARA)収入が「8」なので、8コイン獲得

‐ 入植 ‐

軍事力(赤色)の値に応じて、植民地タイルを獲得できます。

入植|ハダラ(HADARA)コインや国力アップ・勝利点を獲獲できる

‐ 彫像 ‐

文化力(青色)の値に応じて、個人ボードにボーナストークンを置いて、ボーナスを獲得できます。

彫像|ハダラ(HADARA)任意のトークンを置き、国力アップや勝利点を獲得できる

フェイズB-捨て山から1人ずつドラフト-

フェイズB|ハダラ文明の興隆

フェイズBでは、フェイズ1で捨てたカードからカードを選び取っていきます。

捨て札からカードドラフトを繰り返す

親から順に一人ずつ、5色の捨て山からカード1枚を選びます。

フェイズBのドラフト|ハダラ捨て山を1つ選び、一番上のカードを取る

選んだカードは、フェイズⅠ同様に「購入」か「売却」を行います。

全ての捨て山からカードがなくなるまで続けます。

資源の獲得(収入・入植・彫像)

フェイズⅠと同様に、「収入・入植・彫像」を行い、コインやタイルなどを獲得します。

食料供給

購入済みカード1枚につき、食料が1つ必要になります。

食料供給(緑)の数値は「食料の数」を表しています。

食料供給|ハダラ(HADARA)

自分のカード枚数分の食料があれば、問題ありません。

しかし、食料の数が足りなければ、足りない数だけカードを除外しなければなりません。

次の時代に進む

時代Ⅰが終わると時代Ⅱへ、時代Ⅱが終わると時代Ⅲへ進みます。

その時代用の山札をセッティングして、フェイズAからプレイします。

ゲームの終了

ゲームの終了|ハダラ(HADARA)

時代Ⅲが終わるとゲーム終了となり、得点計算をします。

手に入れたカードやコイン、植民地タイルなどの勝利点を合計して、最も点数が高い人の勝ちとなります。

▼ハダラ(HADARA)

ハダラのカードに合う『スリーブ』

ハダラのカードサイズは「44×67.5mm」なので、『キディトレインのユーロサイズスリーブ(45×69mm)』がちょうどいい大きさです。

ハダラのカードサイズに合うスリーブ

このスリーブは100枚入りなので、ハダラの全カード(167枚)を入れるためには2セットあればOKです。

ハダラ(HADARA)の『ミニ拡張』

ハダラには、『Hadara: Nobles & Inventions(貴族と発明)』というミニ拡張があります。

ハダラの拡張『Hadara: Nobles & Inventions』引用:https://boardgamegeek.com/image/4982367/hadara-nobles-inventions

この拡張を入れることで、48枚の新しいカードが追加されます!

今のところ、日本語版の発売予定はありません。

【追記】『ソロルール&ミニ拡張』のPDF公開

ハダラの『ソロルール』と『小拡張:疫病治療師』のPDFが無料公開されました。

アークライトの公式ページからPDFをダウンロード後、印刷して遊べます。

ソロルール&ミニ拡張の公開ページ

ハダラ(HADARA)の『ゲームレビュー』

最後は、ハダラ(HADARA)のゲームレビューです。

気持ちいいライトなドラフトゲーム

ハダラのゲームレビュー

「2段階ドラフト」というトリッキーなシステムが特徴のハダラ。

「最初は全員同時ドラフト」「カード内容がシンプル」なので、ゲームのペースが速くてサクサク遊べるのがハダラの良いところです。かなりライトですが、ゲーム後の満足感はしっかりあります!

個人的に気に入っているのは、ゲーム中の心地よさ!国の強さを示す4つのステータスがグングン上がっていく爽快感と、値引きボーナスでカードのコストがどんどん安くなっていく気持ち良さがあって、この満たされる感じがすごく良いです。後者は、宝石の煌きが好きな人には分かるはず!

ボードゲーム『ハダラ』

一方で、相互作用はとても薄く、個人プレイ感の強いゲームなので、お互いに妨害し合ってバチバチやり合うゲームが好きな人には向かないかも…。僕は、自分のゲームに集中できる遊びやすいゲームが好きなので全然OKです。平和に遊べるので、カジュアルゲーマーにも向いていると思います!

戦略的には「1点特化する」or「バランスよく上げる」になりますが、どちらの戦略でも勝てる良調整されたゲームのように感じました。自分が遊んだ時は、戦略の違いがありましたが、スコアがかなり僅差で接戦となりました!僅差で負けるとどうしてももう1戦したくなるので、すぐに2プレイ目を遊びました。

HADARA|ボードゲーム

以上が、ドラフト式文明発展ボードゲーム『ハダラ(Hadara)』のルール&レビューでした。

2人プレイの評価も良さそうなので、次は2人プレイでも遊んでみようと思います。また、拡張版を加えることで戦略も多様化しそうなので、日本語版もぜひ発売してほしいです!

▼ハダラ(HADARA)

ドラフトゲームならこちらもおすすめ!

カーニバルモンスターズ

カーニバルモンスターズは、プレイヤーが”怪物園”のオーナーになって、たくさんのモンスターを捕らえて怪物園を作ることを目指すドラフトゲームです。こちらも「全員同時型ドラフト」で、サクサク遊べます。

ポイントサラダ

ポイントサラダ(Point Salad)は、6種類ある野菜カードかサラダレシピのどちらかを獲得していき、高得点を目指します。手番でやることは「野菜を取るか、サラダレシピを取るか」だけで、カード内容もシンプルなので、とても遊びやすいドラフトゲームです。