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クラスク(KLASK)を徹底紹介!エアホッケー風2人用ボードゲーム

【徹底レビュー】『クラスク(KLASK)』エアホッケー風2人用ボードゲーム
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クラスク(KLASK)は、ゲームセンターによくあるエアホッケーのようなボードゲームです。

わが家の双子(5歳)のお気に入りで、最近毎日のように「やったー!入った!」「白がくっついちゃったよ~」と2人で盛り上がっています。アクション系ボードゲームはやっぱり子供ウケ抜群ですね。

一方で、クラスクは世界大会が開かれているほど競技性の高いゲームでもあります。遊び方はシンプルですが様々なテクニックがあって、大人もハマってしまう魅力があります!

そこで、今回は『クラスク(KLASK)』のルール&レビューを紹介します。また、先日クラスクをアレンジした遊び方をツイートしたら反響が良かったので、それも記事後半で紹介します。

▽クラスク

▽4人で遊べる『クラスク4』

商品名クラスク
プレイ人数2人
プレイ時間10分
対象年齢8歳~
ジャンルアクション
発売時期2014年
デザイナーMikkel Bertelsen
価格6,600円(税込)
関連ページBoardGameGeek

▽ボードゲームのおすすめランキングはこちら

目次

クラスク(KLASK)はどんなゲーム?

クラスク(KLASK)は、デンマーク発祥のエアホッケー風ボードゲームです。

台の下から磁力で動くコマを動かして、ボールを相手ゴールに入れることを狙います。

台の下からコマを動かして球をゴールに入れる|クラスク

また、ボード上には磁石でできた障害物が3つあり、これが自分の操るコマに2つくっつくと失点となってしまいます。

ボールの打ち返す技術や瞬発力だけでなく、障害物コマをどこに誘導させるかという戦略的な要素もあって、見た目以上に奥深いゲームです。

ゲームの雰囲気が分かるように、わが家の双子(5歳)が遊んでいる様子をYOUTUBEにアップしました↓

クラスクは世界大会が開かれている

クラスクは2017年・2018年・2019年に世界大会が開催されています。

世界大会の映像を見ると、ショットの正確さ・速さ・ビスケット(白マグネット)の使い方などが異次元で、極めるとここまでのレベルになるのか…とびっくりしました!

ワールドチャンピオンシップ2019のゴールTOP10

この映像を見るまで、ビスケットを打つなんて発想はありませんでした…。ビスケットを打って、相手が避けたのを確認してから、がら空きになったゴールを狙ったりしています。特に上の映像で1位の「ビスケットをボールに当ててゴールに入れる」のは鳥肌ものでした…。子供用に購入したクラスクですが、ここまで競技性が高いゲームだとは知りませんでした。

残念ながら、コロナウイルスの感染拡大で、日本大会2020・世界大会2020は中止、2021年も開催されていませんが、コロナが落ち着いたらまた開催されるのを期待しています。

はとまめ

世界大会のスーパーショットに憧れて真似してみたものの、全然できませんでした…笑

クラスク(KLASK)の内容物

クラスクの内容物がこちら。

内容物|クラスク(KLASK)

【内容物】
クラスクボード / マグネットストライカー2本 / 操作マグネット2本 / ビスケット(白マグネット)4個 / ボール2個 / 点数ディスク2枚 / PTFEステッカー / 収納袋 /

ボードの大きさをはかると「幅44.5㎝×奥行34㎝×高さ14㎝」でした。

ボードサイズ|クラスク(KLASK)

面積は、だいたいリュックサックくらいです。

ボード上で動く棒は、マグネットストライカーと言います。

マグネットストライカー|クラスク(KLASK)

このマグネットストライカーをどうやって動かすかというと、ボードの下から操作マグネットを動かすことで操ります。

操作マグネット|クラスク(KLASK)

ボードの裏側は真ん中で仕切られているので、自分のストライカーを動かせるのは自分側の半分の面積だけです。

仕切りがあるので動かせるのは中央まで|クラスク(KLASK)

相手フィールド側にはいけないようになっています。

はとまめ

ちなみに、ボールやビスケットを紛失してしまったら、スペアパーツを購入できます!

▽クラスクのスペアパーツ

クラスク(KLASK)のゲーム準備

まずは、クラスク(KLASK)のゲーム準備です。

真ん中にビスケット(白マグネット)を3個置きます。※穴の開いている方を上にする

白マグネット3個を置く|クラスク(KLASK)

点数ディスクを「0点」のスロットにセットします。

点数ディスクを0点にセット|クラスク(KLASK)

点数が入る度に、このディスクを動かしていきます。

クラスク(KLASK)のルール

クラスク(KLASK)のルール・遊び方を紹介します。

ゲームの目的

ゲームの目的は、相手のゴール(丸い穴)に入れて得点を稼ぐこと。

相手ゴールにボールを入れるゲーム|クラスク(KLASK)

先に6点取ったプレイヤーの勝利です。

相手のゴールに入れたら1点

ボールが相手のゴールに入ったら、1点獲得です。

相手ゴールに入ったら1点獲得|クラスク(KLASK)

ゴールに入ったボールが跳ね返って出てきた場合は、点数追加なしでそのままプレイを続行します。

点数が入ったら、点数ディスクを1点分動かします。

点数が入ったらディスクを1点分動かす|クラスク(KLASK)

お邪魔要素のビスケット

ゲーム開始時に、ボード中央にあるビスケット(白マグネット)は、ボールに当たったりすることで、自分や相手のフィールドに移動することがあります。

白マグネットはボールに当たって動く|クラスク(KLASK)

ビスケットは、クラスクのお邪魔要素です。

ストライカーにビスケット(白マグネット)が2個以上くっつくと、相手に1点が追加されます。

白マグネットが2個以上つくと相手に1点入る|クラスク(KLASK)

そのため、序盤にビスケットを相手フィールドに押し込んで、相手を動きづらくするのも重要なテクニックです。

点数が入ったら、ビスケットを3個ともボード中央の開始位置に戻します。

ペナルティーについて

自分のゴールにストライカーを落としたら、オウンゴールになります。

ストライカーがゴールに落ちたらオウンゴール|クラスク(KLASK)

相手に1点が追加されます。

また、自分のストライカーが制御不能になった場合も、ペナルティーとして相手に1点が追加されます。

ストライカーが制御不能になったら相手に1点入る|クラスク(KLASK)

6点取ったら勝ち

先に6点先取したプレイヤーの勝利です!

6点取ったプレイヤーの勝利|クラスク(KLASK)

クラスクの『4人プレイver』もある

クラスクが4人で遊べるようになった『クラスク4』もあります。

クラスク4(KLASK4)

通常版との主な違いがこちら。

  • 長方形から円型に
  • 動かせる範囲が1/4
  • ビスケットが5個ある
  • 失点制(最初5点で、誰かが0になると終了)

クラスク4は他プレイヤー3人のうちだれを狙ってもいいので、右に打つと見せかけて、ふいうちで左に打ったりすると盛り上がりそう!

家族みんなでプレイするならクラスク4もよさそうですね。

【アレンジ】クラスクをポケモンverにしてみた

クラスクを遊んでいた子供たちがいつの間にかケンカしていたので、ストライカーの代わりに2人が大好きなポケモンに磁石を付けてあげたら、機嫌がすぐに直って大喜びで遊び始めました。

ポケモンに磁石をつけてみた|クラスク

実際に遊んでいる動画のツイート

こんな感じでアレンジしても遊べるので、子供と一緒にクラスクを楽しんでいる方はぜひやってみてください。

ちなみに、使ったのは「丸い磁石・両面テープ・ポケモンのフィギュア(モンコレ)」です。この時は安定性がやや悪くてポケモンがすぐにこけてしまっていたので、次は大きめの磁石に変えてみようと思います。

クラスク(KLASK)のレビュー

最後は、クラスク(KLASK)のボードゲームレビューです。

子供ウケ抜群!

子供がプレイする様子|クラスク(KLASK)

我が家の双子(5歳)はクラスクが大のお気に入りで、ゲームが終わったら「こんな風にゴールしたよ」とか「白が2つくっついちゃったんだよ~」と笑いながら報告してくれます。やっぱりアクション系ボードゲームは子供ウケ抜群ですね!

また、見ただけで理解できるような分かりやすいゲームなので、お友達が遊びにきた時も大人が介入せずに子供たちだけで遊び始められるのもGOODです。

子供的な難しさを挙げると、子供の腕の長さだとストライカーが穴に落ちやすいこと。うちの子は打った後ストライカーを中央に戻したときにゴールに落ちてしまうことがよくあります。まだ腕が短いので、「通常の位置に戻す=穴に落ちる」ようです。穴に落ちると失点になりますが、子供の腕だと本当に落ちやすいので大目に見てあげましょう。

大人もハマれる奥深さ

クラスク(KLASK)

僕が最初にクラスクを見たときは「子供の頃に遊んでいたサッカー盤みたいな感じか」と、完全に子供向けと思って侮っていましたが、遊んでみると見た目以上に奥深い。

その奥深さを生んでいるのは、盤上の3個のビスケットです。ただゴールを狙うだけじゃなく、ビスケットを避けたり、相手フィールド側に送り込んだりできるので、これが意外な展開を生む良いスパイスになっています。このビスケットを扱うコツを掴んだら攻撃も防御も一気に幅が出るし、ビスケットを絡めたショットが決まるとめちゃくちゃかっこいいんですよね!

もともとは子供向けに購入しましたが、ショットの正確さやビスケットを動かすテクニックを磨くなど、技術介入度が高いゲームで、ついつい1人でコソ練したくなってしまいます!大会に出るほどハマる人がいるのも納得です。(1人で練習しすぎて実力差が開いてしまうと、一緒に遊ぶ人がいなくなるというのが難点ですが…笑)

最後に:親子で遊ぶのにもぴったりなゲーム!

ボードゲーム|クラスク(KLASK)

以上が、クラスク(KLASK)のルール&レビューでした。

クラスクは、子供でもすぐに遊べるシンプルさと大人もハマれる奥深さがあるので、親子で遊ぶのにもおすすめのボードゲームです。ゲーム準備・片づけが簡単で、プレイ時間も10分ほどと短いので、夕食前や寝る前に子供たちが「1回だけ遊んで~」となったときにもぴったりです!

また、ハンデがつけやすいのもよくて、わが家で親子対決する時には「3点からスタート」「ゴールに落ちてもOK」「ビスケットが2個ついてもOK」というルールにして遊んでいます。

子供が遊んでも大人が遊んでも面白いゲームなので、ぜひ遊んでみてください!(ものが大きいので保管場所には困ることはありますが…笑)

また、クラスクのほかにも面白いボードゲームはたくさんあります。僕のおすすめのボードゲームについては『ボードゲームのおすすめランキング』で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

▽クラスク

▽4人で遊べる『クラスク4』

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