【第4弾】『テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ』を徹底紹介
テストプレイなんてしてないよシリーズの第4弾『テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ』が2020年3月19日に発売しました。
本作から、条件を満たすとゲームが終わる「テーマエンドカード」という新要素が加わっています!
今回は『テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ』のルール&レビューを紹介します。
▼テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ
▼カードサイズに合うスリーブ
商品名 | テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ |
プレイ人数 | 2~10人 |
プレイ時間 | 1~5分 |
対象年齢 | 13歳~ |
ジャンル | パーティーゲーム |
発売時期 | 2014年 |
デザイナー | Chris Cieslik |
日本語版販売 | グループSNE |
価格 | 1,650円(税込) |
▽第1弾:テストプレイなんてしてないよの紹介記事
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナはどんなゲーム?
テストプレイなんてしてないよシリーズ第4弾!
『テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ』は、シリーズの第4弾です。
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テストプレイなんてしてないよの第1弾は2017年に発売されて人気となり、それ以降、シリーズ作品が続々と発売しています。
その第4弾となるのが、2020年3月19日に発売した『テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ』です。
ゾンビとバナナには「テーマエンドカード」がある!
第4弾『ゾンビとバナナ』の新要素は、条件を満たすとゲーム終了になる「テーマエンドカード」です!
ゲーム開始前に、今回使用するテーマエンドカードを1枚決めます。テーマエンドカードには8つのテーマ(ゾンビ・サル・エルフ・時間旅行・海賊・宇宙船・焼き菓子・装備)があり、各テーマごとに「カードをひっくり返す条件」が書かれています。
テーマエンドカードに書かれている条件が満たされたらカードをひっくり返して、そこに書かれている指示に従って勝敗が決まります!
ひっくり返すまで誰が勝つのか分かりません。第4弾にして、さらに無茶苦茶さに拍車がかかっています!笑
各テーマのひっくり返す条件はテーマごとに共通ですが、裏側の内容は異なります。
例えば、サルのテーマエンドカードは5枚あり、ひっくり返す条件は5枚とも「集めたバナナが5本になったらひっくり返す」ですが、裏側の内容はすべて異なります。そのため、どんな結末になるのかはひっくり返すまでわかりません!
通常カードに「テーマ」と「数値」がある!
また、もう一つの特徴として、全ての通常カード・スターカードに「テーマ」と「数値」があります。下の画像のように、カードの右上に書かれています。
テーマはテーマエンドカードと同じ8種類があり、数値は「おいしさ・輝かしさ・攻撃力・防御力・突飛さ・かわいさ」の6種類があります。
これらのテーマ・数値は、一部のカード効果で使われることがあります。
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナの『ゲーム準備』
まずは『テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ』のゲーム準備です。
テーマエンドカード1枚を確認する
まずは、今回のゲームで使用するテーマエンドカード1枚を決めます。ゲーム開始前に、テーマエンドカードの裏面を上にしてシャッフルし、一番上になったカードを使用します。
テーマエンドカードの裏面には「カードをひっくり返す条件」が書いてあるので、全員で確認しましょう。
<要約>
カードを捨てた時、それで誰かが敗北したわけではないなら、このカードの下に裏向きで挿入すること。5枚集まったら、このカードをひっくり返す。
テーマエンドカードの条件を満たしたら、ゲームが強制終了します。カードをひっくり返して、表に書かれている条件に従って勝敗が決まります!
手札2枚を受け取る
山札をシャッフルして、各プレイヤーは手札2枚を受け取ります。
これで、ゲーム準備完了です。
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナの『ルール』
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナのルールを紹介します。
基本的には通常版と同じ遊び方ですが、テーマエンドカードの条件が満たされることで突然ゲーム終了になることがあります。
①山札からカードを1枚引く
自分の手番になったら、山札からカードを1枚引きます。
②手札を1枚使う
手札からカードを1枚選んで、場に出します。
③カードの効果に従う
そして、場に出したカードに書かれている指示に従います。
例えば、「脳みそビュッフェで食べ放題!」というカードを出した時の効果がこちら。
今この瞬間、ゾンビが襲ってきた!他のプレイヤーは全員、手札から防御力を持つカードを見せなくてはならない。見せられないなら、ゾンビに食べられて敗北する。
バッサリと切り捨てるような思い切ったカード効果は健在です!このカードのように、今回も唐突に負けとなるカードがたくさん入っています。
ゲームの勝ち方
ゲームの勝ち方は「①カード効果で勝利する」「②テーマエンドカードで勝利する」のどちらかです。
①カード効果で勝利する
手札から「勝利する」と書かれたカードを出すことで、ゲームに勝つことができます。
例えば、下の「勝利!」というカード。
<要約>手札のどこかにバナナと書かれたカードを持っていたら勝利する。
このカードなら手札にバナナと書かれたカードがあれば、勝利できます。
また、カード効果により、自分以外のプレイヤー全員が敗北した場合も勝利することができます。
②テーマエンドカードで勝利する
テーマエンドカードの条件を満たして、テーマエンドの効果で勝利することもできます。
例えば、ゾンビのテーマエンドカードの条件がこちら。
<要約>敗北したプレイヤーはゾンビになる。プレイヤーの半数以上がゾンビになったら、このカードをひっくり返す。
プレイヤーの半数以上がゾンビになったら、カードをひっくり返します。
ゾンビのテーマエンドカードは5枚あり、ひっくり返した内容はそれぞれ違います。そのうちの1枚がこちら。
<要約>人間側はそれぞれ、手札と自分の前にあるカードを確認して、合計防御力が4以上なら、生き延びて勝利する。誰も生き延びられなかったら、代わりに全てのゾンビが勝利する。
自分のカードの合計防御力が4以上なら勝利するというもの。
テーマエンドカードの効果は必ず決着がつくような効果になっているので、条件を満たしたらゲーム終了になります。
テストプレイなんてしてないよ全種類を混ぜることも可能!
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナは、これまでのシリーズ全種類と組み合わせて遊ぶことができます。
他のシリーズと混ぜる場合は、以下のようなルールになります。
- 「ゾンビとバナナ」と「その他シリーズ」の山札を分ける
- カードを引く時は、どちらの山札から引いてもよい
- 手札の枚数は3枚にする(ゾンビとバナナのカードを最低1枚は取る)
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナの『レビュー』
第4弾のゾンビとバナナも、相変わらず真面目にはプレイできない酷いカード効果ばかりです!混沌っぷりにさらに磨きがかかっています!笑
テーマエンドや数値などの新要素が加わっているので、これまでシリーズを遊んでいた方には新鮮さがあると思います。3択問題、数字選び、カード投げ、時代劇風な口調など、カード効果も様々!
一方で、新要素が加わったことでやや複雑になった印象です。テキストも若干分かりづらくて、何度か読み返すことがありました…。テストプレイなんてしてないよの良い所はテンポの良さだと思うので、その部分が少し薄まっている気がしました。
個人的には、シリーズを初めて買うならシンプルな1作目から買うのがおすすめです。そして、テストプレイなんてしてないよを気に入って新しい刺激が欲しくなったらゾンビとバナナに手を伸ばすのが良いと思います!
▼テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ
また、テストプレイなんてしてないよのほかにも面白いパーティーゲームはたくさんあります。僕のおすすめのパーティーゲームについては『みんなでできるパーティーゲームのおすすめ』の記事で詳しく紹介しているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
カードサイズに合うスリーブ
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナのカードサイズは「88×63mm」なので、『ホビーベース TCGサイズスリーブ ハードタイプ(91.5×66㎜)』がちょうどいい大きさです。
実際に、このスリーブに入れた写真がこちら。
テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナのカード枚数は90枚なので、このスリーブが2袋あれば足ります。
【ハードタイプ】
66×91.5㎜ / 50枚入り
その他のスリーブはこちら
【ハードタイプ】
66×92㎜ / 80枚入り
【ソフトタイプ】
66×90㎜ / 100枚入り
【ソフトタイプ】
65×90㎜ / 100枚入り