【改訂版ルール】プロジェクトLの新スタンダードルール(6つの変更点)を紹介
現在、BGGにはプロジェクトLの改訂版ルールブックがアップされています。
公式によると、プロジェクトLを遊んだ多くの人たちからフィードバックをもらったことで、より面白くなるように微調整を加えてルール改訂を行ったそうです。
現在ホビージャパンから発売している多言語版のルールには反映されていないので、今回はプロジェクトLの改訂版ルールブックの変更点6つを紹介します。
こんにちは、はとまめ(@boku_bodo)です。
場に欲しいパズルがない時の新アクションや、パズルを取り過ぎた時のペナルティなど良調整が入ったルールなので、これから遊ぶ方は新ルールで遊ぶのがおすすめです!
プロジェクトLの『ルール改訂ポイント6つ』
早速ですが、プロジェクトLの改訂されたルールの変更点6つを紹介していきます。
【まとめ】変更点一覧
まずは、改訂版ルールの変更点まとめ一覧がこちらです。
※クリックすると大きい画像で見れます。
変更点①|山札の一番上からパズルを取れる
「パズルを取る」アクションでは場に公開されているパズル8枚から選んでいましたが、白パズル or 黒パズルの山札の一番上からパズルを取ることができるようになりました。
ただし、山札の一番上から取る場合はパズルの表を見てから取ることはできません。
場に欲しいパズルがない時の選択肢が増えました!
変更点②|新アクション『リサイクル』
新しいリサイクルアクションでは、1アクション消費して、白パズル4枚 or 黒パズル4枚の総入れ替えができます。
具体的には、白パズル or 黒パズルのどちらかの列の全パズルを対応するデッキの一番下に戻し(好きな順番でOK)、デッキの上から新たに4枚のパズルを公開します。
1アクション消費しますが、こちらも場に欲しいパズルがない時の新しい選択肢です!
変更点③|アクションの統合
改訂版ルールブックでは、「レベル1ピースの獲得」アクションが「ピースのアップグレード」アクションに統合されました。(レベル1ピースの獲得はピースなし状態からのアップグレードと見なす、ということ)
アクションが統合されただけで、できることはこれまでと変わりありません。
変更点④|完成したパズルは裏向きにする
完成したパズルは「裏向き」にして、勝利ポイントパイルに重ねます。
現在の合計点を曖昧にしておくことで、ゲーム終盤に誰がリードしているか分からなくなるので、最後まで諦めずにゲームを楽しめるようになりました。
ちなみに、改訂版ルールブックによると、これまでの完成済みパズルを「表」にするというルールは、より戦略的なゲームを楽しみたい時の選択ルールになっています。
変更点⑤|ゲーム終了時の変更点
黒パズルの山札がなくなってゲーム終了のトリガーが引かれると、各プレイヤーは自分のターン中に黒パズルを1つしか取ることができなくなります。
これは、ゲーム終了のトリガーを引いたプレイヤーも含みますが、ゲーム終了のトリガーが引かれる前に取っていたパズルはこの制限に含まれません。
変更点⑥|残ったパズルは減点対象
最後の仕上げが終わった後、手元に残った未完成パズルはそのパズルの点数分減点されます。
上の通り、5点のパズルが残ったら、-5点のペナルティを受けます。
僅差になりやすいゲームでこの失点はかなり大きいので、これまで以上に計画的にパズルを取らなければなりません。
プロジェクトLの『バリアントルール』
また、プロジェクトLを制作したBoardcubatorの公式サイトでは、いくつかのバリアントルールが公開されています。
- スコアリング…特定のピースが追加得点になる。
- ピース・アンロック…ロック解除したら新しいピースが使えるようになる。
- アグレッシブデュエル…2人用。パズルを完成させて攻撃、完成したパズルで防御する。
ちょっとした味変からガラッと変わるものまであるので、気になる方は『プロジェクトLのバリアントルール3種類を紹介』の記事をチェックしてみてください。
【最後に】新スタンダードルールで遊んでみよう!
以上が、プロジェクトLの新スタンダードルールの変更点6つでした。
場に欲しいパズルがない時の選択肢が増えたこと、誰が勝っているか分からないので諦めずに最後まで楽しめること、より計画的にパズルを取らなければならないことなど、良調整が入ったとてもいい改訂ルールだと思いました!
プロジェクトLを持っている方はぜひ一度このルールで遊んでみてください!
▼プロジェクトLのルール&レビュー
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