ワンナイト人狼モンスターver:多彩な新役職でさらなる心理戦!
人狼によって村人がほとんどいなくなってしまった世界。
人類が絶滅の危機に陥っている一方で、多くの人間を喰うことで進化を遂げた人狼。崩れていく世界の均衡。
そんな中、狼勢力の繁栄を危惧した様々なモンスターたちが村人勢力に協力してくれることに。共通の敵をもつことで、種族の壁を越えて一致団結し、人狼勢力に勝てるのか―
というように、ワンナイト人狼の世界から時が経ち、人狼の脅威が増した世界の「ワンナイト人狼モンスターver(monster ver)」です。
このモンスターverは、ワンナイト人狼に慣れてきて「ちょっと飽きてきた…」「いつもと違う役職で遊びたい!」と感じ始めた人におすすめです。その理由は、「全員に特殊な能力がある」ことで「通常版と比べてゲーム中の情報量がかなり多い」からです。
通常verでは、たまに「推理するための情報がでてこなくてシーンとなる…」ということもあったりしましたが、モンスターverではみんなの発言が活発になるので、とても盛り上がります!ワンナイト人狼から一歩進んだ駆け引き、心理戦が楽しめます!
役職の能力も様々で、人狼が進化して「大狼」になったことでより強力なアクションができるようになっていたり、「GJハンタ」ーや「ゾンビ」といった役職はこれまでのワンナイト人狼にはなかった特殊なアクションができます。
この記事では、そんなワンナイト人狼モンスターverの新しい役職やルールをご紹介します。
プレイ人数 3-5人
プレイ時間 10分
その他 ワンナイト人狼
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モンスターverの役職
GJハンター(人間チーム)
残り少ない人間の生き残り、人狼に一矢報いようと鋭い矢で人狼を狙います。
GJハンターの能力は、「人狼のハント」です。
具体的には、夜のターンに、中央のカードを1枚選び、裏向きのままばれない所に隠します。最後の投票で人間チームが負けてしまっても、GJハンターが生きていれば、隠したカードが「大狼(人狼)」であれば、人間チームの逆転勝利となります。人狼をハントしていたハンター、グッジョブです!
魔女っこ(人間チーム)
人間に味方してくれるかわいい魔女っこです。
占い師のように、夜のターンに自分以外のカードを見ることができますが、その能力は占い師よりも未熟です。
魔女っこの能力は、「他の人のカードを見れる」です。
占い師は場の伏せカードも見れるのに対して、魔女っこは見れません。占い師よりもちょっとだけ未熟な魔女っこです。
吸血鬼(人間チーム)
人狼に対抗すべく、人間サイドについた吸血鬼。
吸血鬼の能力は、「誰かのカード、または場の伏せカードと交換できる」です。
通常verの「怪盗」と似ていますが、怪盗は場のカードと交換することができないので、吸血鬼の方が取れる選択肢が多いです。怪盗の上位互換となる役職です。
大狼(人狼チーム)
村人を喰らうことで進化を遂げた、大狼。
大狼の能力は、「場の伏せカードを全て確認できる」です。
この人狼、かなり強力になってますよね!
ワンナイト人狼の「人狼」+「占い師」が合体したような能力です。
中央のカードが分かるので、通常の人狼と比べて正体を偽りやすくなってます。
ちなみに読み方は「おおおおかみ」です。
なんて読みづらいんでしょう。絶対だれか噛みます。笑
ゾンビ(陣営は交換先による)
新たな身体を求めて彷徨う、ゾンビ。
ゾンビの能力は、「場の伏せカードと交換」です。
交換したら、その新しいカードの陣営となり、その役職の能力をただちに使用します。その後、ゾンビのカードはゲーム外に隠します。
かなり忙しい能力なので、慌てて音をたてないように注意しましょう。
吊人(第三陣営)
処刑されることを望んでいる、吊人。
吊人は「人間チーム」「人狼チーム」のどちらにも属さない第三勢力です。その勝利条件は、「自分が処刑される」ことです。
自分に疑いが向くように人狼のような振る舞いをしますが、分かりやすすぎると他のプレイヤーから「あれ、吊人でしょ」とすぐにばれてしまうことがよくあります。積極的に騙しにいくことは大切ですが、節度を守って「ギリギリで人狼だとバレちゃった感」をうまく演出できるかが勝利のカギです!
ちなみに、ワンナイト人狼モンスターverには、カードが全部で8枚入っていて、同じカードでも絵柄が違っています。
モンスターverの準備
通常のワンナイト人狼とは、準備の段階から少しだけ違うところがあります。
通常verでは、カードの使用枚数は「遊ぶ人数+2枚」ですが、モンスターverでゾンビを入れるときは「遊ぶ人数+3枚」です。
そして、その中からランダムに1枚選んで、ゲーム外に除外します。
これ以降は通常verと同じで、各プレイヤーが1枚ずつカードを選び、余った2枚を中央に伏せておきます。
モンスターverの夜のターン
夜のターンの流れは、能力持ちの役職が多いため、通常のワンナイト人狼と比べると少し複雑になっています。
目を覚ます順は、「 GJハンター⇒魔女っこ⇒大狼⇒ゾンビ⇒吸血鬼 」という流れです。
①GJハンター
中央のカードを1枚隠す(中身は見ない)。※下記の「GJ勝利」参照
②魔女っこ
他のプレイヤーのカードを見る。
③大狼
仲間の有無を確認し、中央のカードをすべて見る。
④ゾンビ
ゾンビカードを隠し、中央のカードを1枚選ぶ。
選んだカードの能力を実行します。
⑤吸血鬼
他の人のカードか中央のカードと交換できる。
通常のワンナイト人狼に比べて、行動する役職が多いので、ちょっと夜のターンが長くなってしまいます。そのため、くれぐれも「行動し忘れ」でやり直し…なんてことがないようにしましょう。。
GJ勝利
人間チームが処刑された時、GJハンターが生きていれば彼の能力が発動します。
夜のターンに隠したカードを机の上に表向きにして出し、それが「大狼」の場合は、GJハンターが人狼をハントしていたので、人間チームの逆転勝利となります。人間チームの人は「グッジョブ!」と讃えてあげましょう。
ワンナイト人狼モンスターverに対応した『スリーブ』
正体隠匿ゲームではカードの傷や汚れが致命傷になることがあるので、気になる方はスリーブをつけて保護しましょう。
ワンナイト人狼には『専用のスリーブ』があります。
▼ワンナイト人狼の専用スリーブはこちら。
ワンナイト人狼モンスターverの『レビュー』
僕がこのゲームを初めて遊んだときは、一緒に遊んだ友達からも「こっちのほうが断然面白い!」ととても盛り上がりました。僕自身もモンスターverを遊んでからは通常verには戻れなくなってしまったひとりです。笑
人狼に慣れている人が多いときは大抵モンスターverで遊んでいます。
ワンナイト人狼を何度も遊んでいて「もう一段階上のワンナイト人狼を遊びたい!」という人におすすめしたいボードゲームです。僕はもう通常のワンナイト人狼には戻れません。
▼ワンナイト人狼 MONSTERver
ワンナイト人狼 超人ver
ワンナイト人狼 狂気ver
▼ワンナイト人狼
ワンナイト人狼の専用スリーブ
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