【全てわかる】『ワードウルフ』少数派探しゲームを徹底紹介
ワード人狼こと『ワードウルフ』とは、みんなでお題について話し合う中、みんなとは異なるお題を与えられた少数派の人(ワードウルフ)を探し出すゲームです。
スマホで手軽に遊べて盛り上がれる大人気のアプリゲームで、その人気からアプリの種類もたくさんあります。
今回の記事では、ワードウルフの基本ルールのほかに「オプションルール・5つのコツ・おすすめのアプリ」なども徹底紹介しています。
▼ワードウルフのボードゲーム版
▼ボードゲーム版『ワードウルフ』を紹介!
▼ワードウルフの『お題集』はこちら。
▼ワードウルフを『オンラインで遊ぶ4つの方法』
ワードウルフとは?
ワードウルフとは、みんなで“あるお題”について話し合う中、「みんなとは異なるお題」を与えられた少数派の人(ワードウルフ)を探し出すゲームです。村人に紛れた人狼を見つけ出す「人狼ゲーム」に似ているので、ワード人狼と呼ばれることもあります。
例えば、下のイラストでは、「えび」というお題を与えられた多数派が市民で、「かに」というお題を与えられた少数派がワードウルフ、ということになります。
ただし、ゲーム開始時は、自分がどちらの陣営なのか分かりません。
周囲の会話をヒントに、自分が「市民」なのか「ワードウルフ」なのかを探っていきます。もし「自分のお題が周囲と違うな」と思ったら、あなたがワードウルフかもしれません。その時は周りの会話から「市民のお題」を推理して話を合わせたり嘘をついたりしながら、自分がワードウルフであることがバレないように振る舞いましょう。
お題について話し合った後、多数決で処刑する人を決めます。『ワードウルフを処刑できれば市民チームの勝ち』で、『市民が処刑されればワードウルフの勝ち』となります。
ワードウルフ(アプリ版)の『ルール』
それでは、ここからワードウルフ(ワード人狼)の詳しいルール・遊び方を紹介します。
※ルール紹介では、ゲームアプリ『ワードウルフ決定版 新人狼ゲーム』の画面を使って説明します。
ゲームの流れ
ワードウルフのゲームの流れは、『①お題を確認 ⇒ ②話し合い ⇒ ③投票』という3ステップからなっています。
①お題の確認
まずは、他の人に見られないように自分のお題を確認します。
アプリのワードウルフなら、下の画面のように各プレイヤーごとにお題が表示されるので、順番にスマホを回しながら確認します。
お題には2種類あり、市民チームには『多数派のお題』、ワードウルフ役には『少数派のお題』が与えられます。この段階では、自分が市民なのか、ワードウルフなのかは分かりません。
下の通り、2つのお題には「共通点」があるものばかりです。
- 「はちみつ」と「バター」
- 「りんご」と「なし」
- 「ハサミ」と「包丁」
- 「給食」と「お弁当」
- 「唐辛子」と「タバスコ」
- 「マクドナルド」と「モスバーガー」
両者のお題に共通する要素があることから、少し話しただけではたとえお題が違っていても自分と同じお題のように感じます。そのため、話し合いでより詳細な部分を話題にすることが重要です。
②話し合い
お題を確認し終わったら、お題について自由に会話します。この時、「誰がワードウルフなのか」ということを推理しながら喋りましょう。
アプリでは、下の画面のように、設定した時間をカウントしてくれます。
制限時間については、僕の経験上、『3人なら2分』、『4~5人なら3分』『6~7人なら3分半~4分』がいいと思います。
【例】自分がワードウルフかも?と気づく瞬間
話し合いをしていると「自分がワードウルフかも!?」と気づく瞬間があります。
例えば、市民のお題が『クレープ』、ワードウルフのお題が『卵焼き』の場合を例に紹介します。
ウルフ「美味しいよね」
市民A「うん、それに甘いよね!」
ウルフ(まあ、甘い卵焼きもあるか…)
市民B「家じゃ食べないよね」
市民C「そうだねー」
ウルフ(えっ!? 卵焼きは家で食べるから…自分がワードウルフか!)
上の会話のように、「みんなのお題と違うかも…」と感じる瞬間があるので、その場合はみんなの会話から多数派のお題を推理して、うまく話を合わせてワードウルフと疑われないようにしましょう。
③投票
話し合いの時間が終わったら、「投票」で誰を処刑するかを決めます。
投票では、みんなで一斉に「ワードウルフだと思う人」を指さしして、最多票の人が処刑されることになります。
最多票の人が決まったら、アプリの画面でその人を選択すると、結果発表になります。
投票の結果、
・最多票の人がワードウルフなら『市民』の勝ち
・最多票の人が市民なら『ワードウルフ』の勝ち
となります。
アプリでは、下のように結果とともに各プレイヤーのお題も表示されます。
以上が、アプリを使った『ワードウルフ』の基本ルールです。
ワードウルフの『オプションルール』
ワードウルフ(ワード人狼)を何回か遊んだら、オプションルールを追加してみましょう。自分が遊ぶときは、必ず以下の2つのオプションルールを追加してます。
①最初にお題について一言ずつ喋る
1つ目は、ゲーム開始直後にお題について一言ずつ喋るようにするというオプションルールです。
実は、ワードウルフに慣れてくると「最初に喋ると損だ…」ということに気づいて、序盤では無言になりがちです。みんなの口数が少ないとゲームが停滞してしまうので、無言の対策として、上記のルールを採用するのがおすすめです。
最初にみんなが喋ることで、序盤から情報量が増えて、より議論が活発になります!
②お題がバレたらワードウルフの逆転勝利
2つ目は、投票でワードウルフが当てられたときに『市民のお題を当てればワードウルフの逆転勝利になる』というオプションルールです。
言い換えると、ワードウルフ役にお題がバレた時点で市民チームの負けということになります。そのため、市民チームは市民にだけ伝わる発言をしなければならず、どこまで情報を出すのかという悩ましさがより強くなります。
プレイヤー全員がワードウルフに慣れたら採用してみてください。
ワードウルフで勝つための『5つのコツ』
ワードウルフ(ワード人狼)で勝つための『5つのコツ』をご紹介します。
①最大の攻め『質問する』
1つ目のコツは『質問をする』ことです。
ワードウルフは情報の戦いなので、「いかに相手から情報を引き出すか」が攻略の鍵となります。自分以外の人から情報を集めるのに、もっとも有効なことは「質問をする」ことです。
質問の内容は、以下のようなざっくりとした内容でOKです。
- それって、最近食べた?
- 実際見たことある?
- どこで使うことが多い?
質問された側は答えざるをえないので、どんどん質問していきましょう。返答で「ちょっと分からないな~」みたいにはぐらかされることもあるかもしれませんが、このような返答ばかり繰り返している人は絶対に怪しまれます。
一方で、自分がワードウルフだった場合、質問することで自分の首を絞めることがあります。みんなとお題が違うワードウルフが質問をすると、的外れな質問になることがあり、質問することで「ワードウルフ」だとバレてしまうことがあります。このパターンは、実際に遊んでいてけっこう起きるので、注意しながら探り探り質問するようにしましょう。
②質問されたら、質問仕返す
2つ目のコツは「質問されたら必ず質問仕返す」ことです。ワードウルフでは質問した側が有利で、一方的に質問される側はかなり不利です。
質問が飛んできたら、すぐに別の質問で切り返すか、思いつかなければ、
「Aさん(質問した人)はどうなの?」
と同じ質問をぶつけましょう。
③序盤は「抽象的」に喋る
3つの目のコツは、抽象的に喋ること。ゲームの序盤では、まだ自分が「市民」か「ワードウルフ」か分からないので、あまり具体的すぎることを言わないようにしましょう。
例として、『悪い例(具体的に話す)』『良い例(抽象的に話す)』を挙げてみます。お題は「市民=ケチャップ」、「ワードウルフ=マヨネーズ」とします。
【悪い例(具体的に話す)】
市民A「何の料理につかう?」
ウルフ「ゆで卵とか、サラダとか!」
市民達(あっ…ワードウルフだ…)
【良い例(抽象的に話す)】
市民A「何の料理につかう?」
ウルフ「けっこう色々つかえるよね!」
市民達(ケチャップは使い道多いよな)
【悪い例】のように、具体的に喋りすぎると、それが原因で、ワードウルフだとバレてしまうことがあります。【良い例】のように、ざっくりとおおまかに喋るのがこのゲームの定石です。あいまいな情報を少しずつ小出しにして様子を伺いましょう。
④「具体的な言葉」で信用してもらう
「序盤は抽象的に喋る」と言いましたが、ゲームの終盤では「具体的なことを言って他のプレイヤーに自分が市民だと信用してもらう」ことも大事です。
話し合いが進んだゲーム終盤、なんとなく自分が市民だと分かったけど、みんな「誰がワードウルフかわかっていない」という状況があります。その時には、まず自分が市民だと信じてもらうために、あえて「具体的に話す」ことで市民の信頼を勝ち取るというのもひとつの手です。
「序盤は抽象的に、必要であれば終盤は具体的に発言する」ようにして、状況に合わせて臨機応変に対応しましょう。
⑤ワードウルフにバレない情報量にする
市民の信用を勝ち取ろうと具体的に話すことはアリですが、その内容が分かり易すぎるとワードウルフにお題がバレてしまいます。お題がバレてしまえば、ワードウルフは容易に市民へのなりすましができるようになり、ワードウルフを見つけ出すことがより難しくなります…。
情報の出し過ぎで、ワードウルフにバレる悪い例を紹介します。(市民のお題=ネクタイ、ワードウルフのお題=ネックレス)
市民A(皆に自分が市民だと伝えたい)
市民A「就活で何度も結び直したわ」
ウルフ(これは、ネクタイだな)
ウルフ「結婚式では白が一般的だよね」
市民達(結婚式ってわかってるから仲間かな)
この場合、市民Aが戦犯ですね…笑
ワードウルフにお題がバレて市民になりすまされると、もう誰がワードウルフか分からなくなるので、具体的なことを喋るときの情報量には注意しましょう。
「市民にはなんとか分かってもらえるけど、ワードウルフにはバレない」という、ギリギリの情報量で話すことがとても大切です。
ワードウルフの『お題集』
ワードウルフを何度も遊んで、アプリ版やボードゲーム版のお題を遊び尽くしてしまったら、自分でお題を作成して遊ぶのがおすすめです。とは言っても「お題を考えるのが面倒だ…」という方もいると思うので『ワードウルフのお題集』を作成しました!
「一般的・食べ物・企業(お店)・難しい系・恋愛系・盛り上がる系」という6つのジャンルに分けてリスト化しています。お題に困っている方はぜひ使ってみてください。
▽ワードウルフのお題集はこちら。
ワードウルフの『おすすめアプリ3選』
ワードウルフ(ワード人狼)のアプリを調べると色々な種類が出てきますが、おすすめのワードウルフアプリ3つを紹介します。
①ワードウルフ決定版 新人狼ゲーム
個人的なおすすめは『ワードウルフ決定版 新人狼ゲーム』というアプリです。もちろん、無料です。
初めてワードウルフ(ワード人狼)を遊ぶなら、このアプリがおすすめです。その理由は、「動作の軽さ」&「広告の少なさ」です。画面がサクサク切り替わって、広告も少なめなので遊びやすいです。
また、定期的なアップデートでお題がどんどん追加されており、現在1000問以上入っているのもGOODです。
※追記
アップデートで【神役職】と【大逆転ルール】が追加されました。
【神役職】
神役職になった人は、ゲームには参加できませんが、「ワードウルフの人数」「ワードウルフ役を誰にするか」「お題」を自由に決めることができます。
【大逆転ルール】
「ワードウルフだとバレてしまっても、市民のお題を当てれば逆転勝利できる」というルールです。上で紹介していたオプションルールと同じ内容です。
⇒App storeからダウンロード
⇒Google Playからダウンロード
②ワードウルフ(ワード人狼)
2つ目は『ワードウルフ(ワード人狼)』というアプリです。
このアプリの特徴は、問題の組み合わせが3500問以上というボリュームと、自分で問題作成して登録できるところです。
ただ、個人的には「動作がやや重い」&「1ゲーム終わる度に広告が流れる」ので、若干遊びづらさを感じます。そのため、先ほど紹介したアプリ(ワードウルフ決定版 新人狼ゲーム)を何度も遊んで知っているお題が出るようになってしまったら、こちらに移るのが良いと思います。
⇒App storeからダウンロード
⇒Google Playからダウンロード
③ワードウルフ あるある人狼(オンライン対応)
3つ目は、オンライン対戦ができる『ワードウルフ あるある人狼』というアプリです。
このアプリは、名前の通り『オンライン対戦ができる』のが特徴です。オンライン対戦では「フリーマッチ」や「フレンドマッチ」を選択できて、さらにオフライン戦も遊ぶことができます。
ワードウルフをオンラインで遊んでみたいという方は、インストールしてみてください。
⇒App storeからダウンロード
⇒Google Playからダウンロード
ワードウルフを『オンライン飲み会で遊ぶ方法』
ワードウルフは「ルールが簡単・大人数でできる・オンラインでも遊びやすい」というので、Zoomなどを使ったオンライン飲み会で定番ゲームとなっています。
下記の記事で、LINE・アプリ・Zoom・ブラウザなどを使って『ワードウルフをオンラインで遊ぶ方法4つ』を紹介しています。
これからオンライン飲み会をする予定がある方はぜひチェックしてみてください。
ワードウルフの『ボードゲーム版』
ワードウルフのボードゲーム版が、幻冬舎より2020年4月25日に発売しました。
内容物は「お題カード」に加えて、「ミニホワイトボード8人分」が入っています。司会者がお題カードからお題を2つ選んで、そのお題をミニホワイトボードに書き、各プレイヤーに渡してプレイします。
アプリの場合、スマホを順番に回しながら1人ずつお題を確認していくのが煩わしかったのですが、ホワイトボードなら一斉にお題を見てリアクションできるところが気に入っています!
▼ワードウルフ ボードゲーム版
【最後に】ワードウルフ(ワード人狼)で盛り上がろう!
以上が、ゲームアプリ『ワードウルフ(ワード人狼)』の徹底紹介(ルール・ゲームのコツ・おすすめアプリなど)の紹介でした。
スマホさえあれば、いつでも気軽に遊んで盛り上がれるので、一度遊ぶと重宝すること間違いなしのアプリです!まだ、遊んだことのない人は是非プレイしてみてください。
▼ワードウルフ
▽ワードウルフの関連記事
ワードウルフが好きな人は「人狼系ゲーム」もおすすめ!
ワードウルフのような正体を隠してプレイするゲームは『正体隠匿系』というジャンルのゲームになります。ワードウルフの他にも正体隠匿ゲームはまだまだたくさんあるので、ぜひ他のゲームもチェックしてみてください。
ワンナイト人狼
ワードウルフが好きな方には、『ワンナイト人狼』もおすすめです。
ワンナイト人狼は、ワードウルフのように人狼役が正体を隠して、心理戦や駆け引きを楽しむゲームです。ワードウルフを遊んでウォーミングアップした後に『ワンナイト人狼』を遊ぶとさらに盛り上がると思います!
▽ワンナイト人狼はこちらで紹介中!
ゴリラ人狼
ゴリラ人狼は、「ゴリラ陣営」と「密猟者陣営」に分かれて戦う、異色の人狼系ゲームです。
プレイ中は、ゴリラのモノマネをし合ったり、ゴリラのように胸を叩いたり、「はなげ、でてる」「パンツ、ウマい」「おへそ、クサい」などのひどいワードばかり飛び交ったり…もう終始笑いっぱなしで笑い疲れる最高のパーティーゲームです!
▽ゴリラ人狼はこちらで紹介中!
パワーワード人狼(無料アプリ)
ワードウルフのアプリを作った会社から、新しく『パワーワード人狼』という無料アプリが出ました!ワードウルフに興味がある方ならハマること間違いなしです!
▽パワーワード人狼はこちらで紹介中!