モダンアート|人気の競り系ボードゲームのルールを分かりやすく紹介!

ボードゲーム「モダンアート(modern art)」

モダンアート(modern art)は、ボードゲームでは数少ない、競り、オークションを楽しめる人気のボードゲームです!

競りゲームって聞くと、「なんか難しそう…」と思った方、そんなことはありません!
「10!」「12!」「15!」というように口々に金額を叫ぶ、あのみんなが知っている競りです。あれをみんなでできると思うと、めっちゃ面白そうじゃないですか!

このモダンアートは、『プレイヤーが画商となって、絵を安く仕入れて高値で売る』のが目的で、最後に最も稼いだ人の勝利です。オークションの形式は4つあって、いろんな競り方を楽しめます。

ボードゲーム会で初めてモダンアートを遊んだ友達は「これ面白いわ!」と言って、みんな大絶賛で何度も遊びました。「競りゲームというジャンル」「損得勘定が働くシビアなゲーム」というのが、大人ウケするのかなと思います。ボードゲームでオークションっぽい感覚が味わえるのも新鮮なようでした!

とにかく盛り上がれるパーティーゲームがやりたい時には向きませんが、じっくりと頭を使って駆け引きを楽しみたい時にはおすすめのボードゲームです!

この記事では、『モダンアート(modern art)』のルールをイラストや写真を使って、分かりやすく紹介していきます!

 ジャンル   競り
プレイ人数 3-5人(おすすめ人数 4人5人
プレイ時間 40分

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モダンアートで使うもの

お金

モダンアートで使用するお金

オークションの売買に使うコインです。

絵画カード

モダンアートで使用する「絵画カード」

オークションで売買する『絵画カード』です。

絵画カードは5色あり、それぞれの色は「どの画家の絵画なのか」を表しています。
つまり、絵画カードが5色あるので、登場する画家は5人です。
また、カード上部には画家の名前が書いてあります。

ボード

モダンアートで使用するボード

ボードは、そのラウンドでどの画家が人気だったのかを表すのに使います。
これについては、後述します。

ゲームの準備

最初に各プレイヤーは「$100,000」と「手札」を受け取ります。

ゲーム中は、自分の所持金が他のプレイヤーから見えないようにするため、自分の前に「ついたて」を立てます。

モダンアートでは、『ついたて』を使ってお互いの所持金が分からないようにする

こうすることで、プレイヤー同士、相手の所持金が分からなくなります。

このついたてがあることで、ゲーム中は本当に誰が勝っているのか分からないので、ゲームの最後まで諦めずに楽しめます!

モダンアートのルール

モダンアートは、プレイヤーが画商になって、オークションで絵画を売買することでお金を稼ぐゲームです。手札の絵画を競売にかけて売ったり、逆に他のプレイヤーが競売にかけた絵画を買い取って換金したりします。

ゲームは、「オークション」フェーズと「換金」フェーズに分かれていて、この2つで1ラウンド、これを4ラウンド繰り返します。

オークション

競売人となるプレイヤーは、手札からオークションにかけたい絵画カードを1枚選んで場に出します。

場に出された絵画はオークションにかけられ、買った人は競売人にお金を支払い、絵画カードを獲得します。

1つの競売が終わったら、次のプレイヤーが競売人となり、同じように手札のカードを競売にかけていきます。

絵画カードの隅には記号が描かれていて、その記号はオークション形式を示しています。
カードの隅にはオークション形式を表す記号がある

上のカードのマークは「入札」というオークション形式を表しています。

オークション形式は全部で、「公開競り」「一声」「入札」「指し値」「ダブルオークション」の5種類です。
各マークがどのオークション形式に対応しているかはついたての裏側で確認できます。
オークション形式はついたての裏側で確認できる

それでは、これら5つのオークション形式がどういうものなのか紹介します。

①公開競り

公開競り「順番関係なく、金額を叫んでつり上げる」

公開競りは、順番関係なく、買いたい人が好きなタイミングで金額を叫んでいきます。
金額を叫ぶときは、必ず前の人が宣言した金額よりも高い値をつけなければなりません。

誰もそれ以上金額を引き揚げなくなった時点で、最も高い値を付けていた人がその絵画を買い取ります。

②一声

一声「順番に一人ずつ、競り値をつける」

順番に1人1回だけ、値段をつけていき、最も高い値を付けた人が購入できます。
値段をつけるときは前の人よりも高い金額をつけなければなりません。
金額を宣言せずに、パスすることもできます。

③入札

入札「お金をにぎって、一斉に公開」

競売にかけられた絵画に払ってもいいと思う金額を手の中に握ります。
全員が握ったら、一斉に手を開き、最も高い金額だった人が買い取ります。

④指し値

指値「競売人が決めた価格で順番に、買うか・パスかを宣言する」

競売人がその絵画に値段をつけて、各プレイヤーは時計回りで順番に「買うか・パスか」を宣言します。

「買う」と宣言されたら、その時点で競売終了になるので、それ以降の人は購入できません。
誰も購入しなければ、自分がその価格で購入することになります。

⑤ダブルオークション

ダブルオークション

ダブルオークションは、2枚のカードを同時に競りにかけられます。
ダブルオークションカードを競りにかけるときに、同じ『色』のカードをもう1枚出せます。オークション方法は、2枚目に出したカードの形式になります。

買い取った人は、カードを2枚とも獲得できます。

オークションの終了

ある画家の5枚目の絵画が出品された時点で、ラウンド終了となります。

※5枚目に出されたカードは、オークションされません。

絵画の換金(1ラウンド目)

オークションが終了したら、絵画1枚あたりの換金額が決まります。

このラウンドで、出品された絵画の数を「画家ごと」に集計します。

「最も多くの絵画が出品された画家=人気の画家」ということになり、枚数の多い順に画家に1~3位までの順位をつけます。
「1位の画家の絵は$30,000」、「2位の画家の絵は$20,000」、「3位の画家の絵は$10,000」で換金できます。

ボードには、そのラウンドの画家の順位が分かるように、下の図のように1~3位の画家に換金チップを置きます。
ボードには、1~3位の画家に換金チップを置く

換金が終わったら、手札を補充して、2ラウンド目のオークションを始めます。

絵画の換金(2~4ラウンド目)

オークションが終わったら、1ラウンド目と同じように、画家に順位をつけて換金チップを置きます。

このラウンドで1~3位になった画家の絵は、それまでに置かれた全チップの合計額が絵画1枚の換金額になります。

しかし、そのラウンドで4位、5位になってしまった画家の絵は、過去のチップの有無に関わらず、換金額はゼロとなります。

分かりやすいように、例を挙げてみます。

下の画像は、『第3ラウンド終了時』とします。
第3ラウンド終了時のボードの状況

この場合、第3ラウンドで1~3位に入った画家「ライトメタル(一番左)」「カールギター(右から2番目)」「クリプト(一番右)」の絵が換金できます。
これらの画家の絵の換金額は、過去のチップを合計して、「ライトメタル$50,000」「カールギター$40,000」「クリプト$10,000」となります。

今回4位5位だった「ヨーコ」「クリスティンP」の絵は、過去にチップを獲得していたとしてもこのラウンドでの換金額はゼロです。

ゲームの終了

第4ラウンドまで終わったら、ゲーム終了です。

ついたてを外して、全員の所持金を確認します。
最もお金を持っていた人の勝利です。

モダンアートのレビュー

カードの価値をコントロールして、自分で流行を作っているような感覚がたまらないゲームです!これまで色々なボードゲームを遊んできましたが、個人的には好きなゲームベスト5に入るくらいのお気に入りです!

特に駆け引きや戦略を考えるのが好きな人にはおすすめです。
「この画家の価値を上げたいからこの絵画を出品するなら今だな」とか、「今売っても価格が付かないから、今売るのは得策じゃないな」といったように売り時を見計らうことがとても重要で、そこに多くの駆け引きが生まれます。

欲しかった絵画が安く購入できたときの高揚感と、手に入れた絵画が紙くず同然にになったときの絶望感を味わったら、「もう1回!」と言わずにはいられなくなる中毒性があります!

また、このゲームを遊んでいて意外にいいなと思った部分は、「負けてもそんなに落ち込まない」ことです。
それは、ついたてで各プレイヤーの所持金が見えないようになっているので、ゲームが終わるまで誰が勝っているか分からないからだと思います。
明らかに自分が負けていて逆転不可能な状態になると誰でも途中からテンションが落ちますが、それが見えないのはこのゲームの良いところのひとつでもあると思います。お金を数えているときも「もしかして、自分1位かも…」と期待を持たせてくれるので最後まで前のめりで楽しめます!

競り系のボードゲームを持っていない方なら、買って損はないと思います。個人的にはイチオシボードゲームです!

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