「ロストレガシー」ルール紹介:手札がたった1枚だけのボードゲーム

ボードゲーム「ロストレガシー」

ロストレガシー」は、古代人の残した「失われた遺産」を巡るボードゲームです。個人的には、イラストの絵柄が超好みです。

このロストレガシーの一番の特徴は、なんと「持てる手札は1枚のみ―」というカードゲームにしては異色のシステムを採用しているところです。また、カードも全部で16枚だけなので、初めての人でもすぐにカードの種類を把握できます!

ロストレガシーはシンプルなルールのわりに、勝ち筋が複数用意されており、駆け引き、読み合いを楽しめます。個人的には、お手軽に心理戦を楽しめる良ゲームだと思います。

ただ、初めてプレイする人は、唐突にゲームから脱落して「は?」となることもあり、理不尽な運ゲーと感じる人もいるかも…。そういった場合は、同梱されている拡張セットのカードと入れ替えることで、脱落しにくいようにバランスを整えることをおすすめします。

ちなみに、ロストレガシーは、「ラブレター(Love Letter)」というボードゲームから派生した作品です。ロストレガシーが気になった方は、ラブレターもチェックするといいかもです。

※2017年6月追記
新版『ニューロストレガシー』が発売しました。
新版の変更点などを下記の記事で紹介しています。
新しくなった『ニューロストレガシー』を紹介

<ロストレガシー情報>
 ジャンル   手札管理
プレイ人数 2-4人(おすすめ人数 3人4人)※拡張で6人まで可能
プレイ時間 10分以内

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ロストレガシーのルール

使うのは、16枚のカード(9種類)だけです。
ロストレガシー カードの種類

ゲームの目的は、「失われた遺産カード」を発見することです。
ロストレガシー 失われた遺産

各プレイヤーに手札を1枚配り、残りは山札にします。
また、1枚を「遺跡」として山札の横に裏向きで置きます。
ロストレガシー ゲームの準備

ゲームの流れ

①カードを引く
最初のプレイヤーは、山札からカードを1枚引きます。
手札が2枚になります。
ロストレガシー ルール1

②手札からカードを出す
2枚のうち1枚を選んで表向きにして出します。
ロストレガシー ルール2

③カードの効果を発揮
出したカードはその効果を発揮します。
たとえば、襲撃というカードなら、誰か一人の手札を見て、交換することができます。

終わったら、隣のプレイヤーのターンとなり、これを繰り返します。

カードの効果によって、プレイヤーの手札や遺跡カードを見たり、それらを交換したりシャッフルしたりすることができます。これらを行うことで、限られた情報から「失われた遺産」の在り処を推測します。

山札が全てなくなったら、探索フェイズに移ります。
ロストレガシー 山札がなくなったら探索フェイズ

失われた遺跡を探す「探索フェイズ」

山札がなくなったら、探索フェイズとなります。
プレイヤーの目的は、「失われた遺跡」カードを発見することです。
手元に残ったカードに書かれている数字の小さい順に、「探索」を行います。

探索方法

探索では、どれかのカード1枚を指定して確認します。

●誰かの手札
●遺跡のカード

のどれかを選び、それをオープンにします。

そのカードが「失われた遺産」であれば、探索をしたプレイヤーの勝利です。はずれた場合は、次の探索順のプレイヤーが探索を行います。

ロストレガシーのカード紹介

ロストレガシーで使用するカードの一部をご紹介します。
カードに描かれているキャラクター1人1人にちゃんとした背景が用意してあります。細かな情報だけど、僕はこういう設定を読むのが好きです。それを知ってるだけでよりゲームに入り込める気がします。

①宿命の少女

山奥の村で小さなパン屋を1人で切り盛りしている少女。そこに突如、帝国軍が現れ、少女の身柄を確保するために村を襲う。その襲撃の中で、少女は、自分の左手にある不思議な印が「レガシー(古代遺物)」と関係していることを知る。レガシーを狙う帝国軍や盗賊団から逃れるうちに、彼女はレガシーの眠る遺跡へと辿り着く―

こういう設定知るだけでワクワクするのは自分だけじゃないはず!

②将軍

ロストレガシー 将軍
世界の支配を目論む帝国の将軍。レガシーの力を手に入れるため、少女の身柄を押さえようと少女を執拗に追いまわす。かつて負った傷を隠すために、仮面をかぶっている。

何か過去に因縁がありそう。。

③女盗賊

ロストレガシー 女盗賊
盗賊団の女頭。盗賊団といっても義賊のため、弱い者からは奪わない。「レガシー」をただのお宝と勘違いして、少女を執拗に追う。涙もろく、義理人情にあつい姉御肌。

たぶん、序盤は敵だけど途中から味方になってくれる、めっちゃいい人。

④剣士

ロストレガシー 剣士
帝国軍が村を襲ったときに偶然居合わせた剣士。少女と一緒に追ってから逃げるうちに、レガシーへの真相へと近づいていく。剣の腕は、将軍と互角と言われている。

将軍の顔に傷を付けたのはこの剣士と予想。

ロストレガシーの拡張セット

ロストレガシーには、上で紹介した「基本セット16枚」のほかに「拡張セット16枚」も同梱されています。
ロストレガシー 拡張カード

通常2-4人プレイですが、基本セットと拡張セットをすべて混ぜて32枚使うことで6人まで遊べます。

唐突な「脱落」を減らす

ロストレガシーでは、カードの効果によってゲーム中に脱落することがあります。他プレイヤーの脱落を狙うのも勝ち筋のひとつですが、まだロストレガシーに慣れていない初めて遊ぶ人にとっては理不尽に感じることもあるようです。そういったときは、先ほどの基本セットから脱落系のカードを、拡張セットの脱落しないカードに入れ替えることで、脱落する可能性を抑えられます。

<入れ替え候補>
・宿命の少女 ⇒ 聖女
・剣士    ⇒ 番人
・待ち伏せ  ⇒ 負傷

ロストレガシーのレビュー

一般的なカードゲームは、種類が多くその効果を覚えるのが大変で、初めて遊ぶ人にとっては慣れるまでに時間がかかってしまいハードルが高かったりします。その点、ロストレガシーは、使うカードが16枚だけ(種類は9つ)なので、1度遊べば大体のカードを把握できるので、初心者にとっては入口のハードルが低く、とっつきやすいカードゲームだと思います。

ただ、僕が気になるのは、上でもふれている唐突な「脱落」。初めて遊ぶ友達は、いきなりの脱落で「は?」となり、運ゲーのように感じた人もいました。脱落させることを狙うのもロストレガシーの勝ち方のひとつでそれを無くすのは勝ち筋を減らしてしまうのでちょっと残念ですが、初めて遊ぶ人がいるときは脱落系カードをちょっとだけ入れ替えるのもありだと思います。

※2017年6月追記
新版の『ニューロストレガシー』が発売しました。
新版の変更点などを下記の記事で紹介しています。
新しくなった『ニューロストレガシー』を紹介

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