ジャックナイフ:手札4枚だけで読み合いが加速していく心理戦カードゲーム
『ジャックナイフ(Jack Knife)』は、たった4枚だけのカードを使って、お互いの心理を読み合って「ナイフ」で攻撃したり、「人質」で防御したりして、たくさん得点した人の勝ちという心理戦カードゲームです。
プレイ中にやることは「カードを1枚選んで出す」だけです。たったこれだけのシンプルなゲームですが、相手の傾向や表情・得点状況・残りの手札などから「相手がどのカードを選ぶのか」という熾烈な読み合いが起こります!また、「手札を失う恐怖」や「これ以上相手に得点を許せない時の焦り」などもあってカード1枚選ぶのにも緊張感がハンパないゲームです。
心理戦ゲームは他にもたくさんありますが、その中でもジャックナイフの良いところは「読み合いが高速に回っていく」ことだと思いました!1回のプレイ時間が短く、速いテンポで何回もできるので、「これまでの傾向からしてここは人質かな」「ここらへんでウラをかいてきそうだな」とどんどんと読み合いが加速していきます。僕は4人で一気に20プレイほど遊びましたが、やればやるほど読み合いが回ってどんどん面白くなりました!
今回はそんな心理戦好きにはたまらないカードゲーム『ジャックナイフ(Jack Knife)』のルール・遊び方を紹介します。
▼ジャックナイフ(Jack Knife)はこちら。
ジャンル 心理戦・駆け引き
プレイ人数 2-4人
プレイ時間 5分
ジャックナイフってどんなゲーム?
ジャックナイフ(Jack Knife)の特徴は「手札がたったの4枚だけ」というところ。
自分の手札は「ナイフ1本」「ナイフ2本」「ナイフ3本」「人質」の4枚のみです。
ジャックナイフでは、これらのカードを使って相手の選択を読んで、ナイフで攻撃したり、人質で防御したりします。
攻撃や防御が成功すると点数をゲットできますが、失敗すると手札を失ってしまいます。
この攻防を繰り返して、点数をたくさん稼いだ人の勝ち、というゲームです。
ジャックナイフの『ルール・遊び方』
ここからは、ジャックナイフ(Jack Knife)のルール・遊び方をもう少し詳しく紹介します。
①『防御役』が手札1枚を伏せる
最初の手番の人が『攻撃役』になり、他の人は『防御役』になります。
まず、最初に行動するのは『防御役』からです。防御役は手札から「防御に使いたいカード」1枚を伏せます。
「ナイフ」を伏せるのか「人質」を伏せるのかで勝敗が変わるので、カード1枚を選ぶだけですがかなり緊張感があります…。
②『攻撃役』は攻撃人数を決める
次に、『攻撃役』は手札からナイフカードを出して「攻撃人数」を宣言します。
「ナイフの本数」=「攻撃人数」を示すので、例えばナイフ2本なら「2人攻撃しますよ」ということです。
③攻撃する相手のカードをめくる
攻撃役は、攻撃したい相手のカードをめくります。
カードをめくったらバトル開始です。
④バトルの判定
カードをめくり、その防御役のカードが「ナイフ」なのか「人質」なのかで勝敗が決まります。
人質だったら「防御役の勝ち」
防御役が「人質」カードを伏せていれば、防御役の勝ちです!
勝った『防御役』は、「攻撃役のナイフの本数」と同じだけ点数をゲットします。上の画像の場合なら「2点獲得」になります。
負けた『攻撃役』は、そのナイフカードを失ってしまいます。
ナイフだったら「防御役の負け」
防御役が「ナイフ」カードを伏せていたら、防御役の負けです。
負けた『防御役』は、そのナイフカードを失ってしまいます。
勝った『攻撃役』は、「防御役のナイフの本数」と同じだけ点数をゲットします。上の画像の場合は「1点獲得」となります。
⑤攻撃を受けなかった人はどうなる?
攻撃を受けなかった人は、伏せていたカードの「ナイフの本数分」の点数をゲットします。
上のように「ナイフ1本」を伏せておいて攻撃されなかったら「1点獲得」できます。
ちなみに、「人質」を伏せておいて攻撃されなかったとしても点数を貰うことはできません。
⑥最初に7点とった人が勝ち
このような流れで、攻撃役を順番に回していき、最初に「7点」獲得した人が勝者です。
実際に、僕が4人で遊んだときは勝負が決まるまではだいたい「5分前後」でした。1プレイは短時間で遊べますが、その割に緊張感のある濃密な駆け引きが楽しめました!
決めたら快感!!『ジャックナイフ宣言』
もし「全員が人質を出してるかも!?」と思ったら「ジャックナイフ!!」と叫びましょう。
予想通り、全員が「人質カード」を伏せていれば、宣言した人の無条件勝利となります!!
これは簡単には決まりませんが、布石を打って相手を誘導し全てを読みきって成功させた時には格別の快感を味わえます!アドレナリンドバドバです!!
ただし、失敗すれば「ゲームから脱落」してしまいます…。ハイリスクハイリターンな行動なので、覚悟を決めて叫びましょう。
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ジャックナイフにぴったりの『スリーブ』
ジャックナイフ(Jack Knife)は、どのカードを出したのかを読み合うゲームなので、カードに傷や汚れがついて目印にならないように、遊ぶ前に「カードスリーブ」に入れるのがおすすめです!
ジャックナイフのカードサイズは実寸「63mm×88mm」だったので、スリーブサイズが「66mm×91.5mm」ならぴったり収まります。実際にスリーブを装着したのがこちら↓
カードゲームを長く遊ぶためにも、カードはスリーブに入れて保護するようにしましょう。
▼ジャックナイフにぴったりの『スリーブ』はこちら。
ジャックナイフの『レビュー』
以上が、『ジャックナイフ(Jack Knife)のルール・遊び方』の紹介でした。1プレイ5~10分でさくっと遊べるゲームの割には読み合いの密度が高い心理戦ゲームです。
実際に遊んで、僕が気に入ったのは「ジャックナイフ宣言」です!難易度高めですが、全プレイヤーのカードを読み切って「ジャックナイフッ!!」と叫んで成功させた時の快感が病みつきになりました!失敗するとゲームから脱落してしまうのでハイリスクではありますが、成功するとめちゃくちゃ盛り上がるので積極的に狙ってみてください!
また、冒頭でも書きましたが、このゲームの良さは「短時間で深い読み合いに発展していく」ことだと思います。基本的に心理戦ゲームは回数を重ねるほど相手の傾向や考え方が分かってくるので、そこから読み合いが一気に加速して面白くなるものですが、そこに到達するまでには結構時間がかかることがあります…。ただ、ジャックナイフは短時間で何回も遊べるのでその深い心理戦に達するまでのスピードがとても早いと感じました。
さくっと遊べて、やればやるほど読み合いが加熱していくので、心理戦好きにはたまらないカードゲームです!
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