大富豪のジョーカーについて解説します。
また、大富豪の詳しいルールについては『大富豪のルール・遊び方を徹底解説』の記事で紹介しています。
大富豪のジョーカーの使い方
大富豪のジョーカーは、「単体出し」と「複数枚出し」で使い方が異なります。
①単体では最強カード
大富豪のカードの強さは以下の通りで、ジョーカーは2よりも強い最強カードです。
ジョーカー>2>A>K>Q>…4>3
革命が起きるとカードの強さが逆転しますが、ジョーカーはその対象から除かれるので、革命中でも一番強いままです。
②複数枚出しの時はどの数字の代わりにもなる
2枚出しや3枚出しなど複数枚を出すときには、ジョーカーはどの数字の代わりにもなります。
同じ数字3枚とジョーカーを組み合わせることで、革命を起こすことも可能です。ただし、同じ数字4枚とジョーカーを組み合わせた5枚出しはできません。
ジョーカーを加える枚数
ジョーカーを加える枚数は、一般的には1枚です。
ただし、ジョーカーを2枚加えるというローカルルールもあります。
ジョーカー上がりは反則?
大富豪のローカルルールには、特定のカードで上がってはいけないとする禁止あがり(反則あがり)ルールがあります。
禁止上がりの対象カードは地域によって様々ですが、ジョーカーが対象になっているのが一般的です。
禁止上がりルール(ジョーカー上がり禁止)を採用している場合、ジョーカー上がりしてしまったプレイヤーはペナルティーとして大貧民になってしまいます。
ジョーカーに対抗できるスぺ3返し
大富豪には『スぺ3返し』というローカルルールがあります。
スぺ3返しを採用していると、ジョーカーに対して「スペードの3」を出すことができます。
スペードの3を出したら場が流れて、スペードの3を出した人が好きなカードを出すことができます。
大富豪のジョーカーでよくある質問
- ジョーカーを2枚入れている場合、ジョーカーに対してジョーカーを出すことができるか?
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できません。
ローカルルールの『スぺ3返し』を採用していれば、ジョーカーに対してスペードの3を出せます。 - カード交換で、大貧民の手札にジョーカーがあれば渡さなければならないのか?
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大貧民は大富豪に最も強いカード2枚を渡さなければならないので、ジョーカーがあれば交換に出さなければなりません。
- 8切りに対して、ジョーカーを出すことができるか?
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8切りのルールを採用している場合は、8が出た時点で場が流れるので、8に対してジョーカーを出すことはできません。