トランプゲーム『ドボン』のルール・遊び方を紹介します。
ゲーム名 | ドボン |
プレイ人数 | 2~8人 |
難易度 | ふつう |
ドボンはどんなゲーム?
ドボンは、UNOに似たトランプゲームで、場札と同じマークか同じ数字を1枚ずつ出していき、手札がなくなったら勝ちです。
特徴は、「場札の数字」と「手札の数字の合計」が同じだったら、一気にすべての手札を出せるというドボンルール。
また、一部のカードには、UNOの「スキップ・リバース・ドロー2」のような特殊効果があります。
ドボンの使用カード
ドボンで使うカードは以下の通りです。
・ジョーカーを除いた52枚
ドボンのルール・遊び方
ドボンのルール・遊び方を紹介します。
ドボンの勝敗
規定のラウンド数をプレイして、最も点数が高い人の勝ち。
①手札を配り、山札から1枚めくる
まず、ゲーム開始前に、何ラウンドで終わるかを決めます。
ラウンド数を決めたら、全員に手札を5枚ずつ配り、山札から1枚めくります。
②同じマークか同じ数字を出す
手番ではカードを1枚出せますが、出せるのは場札と「同じマーク」か「同じ数字」のカードです。
③出せないときは山札から引く
出せるカードがない場合は、山札からカードを1枚引いて手札に加えます。
「引いたカードが場に出せれば出してもいい」というルールや、「出せるカードが出るまで引いて、出たらそのカードを場に出す」というルールもあります。
④特殊カードの効果
ドボンの一部のカードには、UNOの「スキップ・ドロー2・リバース」のような特殊効果があります。
以下が特殊効果のある5種類のカードです。(マークは関係ありません)
カード | 特殊効果 |
A | 次の人の手番を飛ばす |
2 | 次の人は山札から2枚引く (引かされた人はカードを出すことはできず、その次の人の手番になる) |
J | 逆回りになる |
Q | Qを複数持っていれば、まとめて場に出せる |
8 | いつでも出すことが可能。 出したら、次の人が出すマークを指定できる。 |
ちなみに、場に「2」が出された場合、次のプレイヤーはさらに手札の「2」を出すことで、2枚引く効果を次のプレイヤーに流すことができます。
2が重ねられるたびに引かなければならないカード枚数が「2枚・4枚・6枚・8枚」と増えていきます。
⑤手札がなくなったらあがり
手札が残り1枚になったら「リーチ」と宣言します。
最後の1枚を出すことができたら、あがりです。
リーチを言い忘れた場合、次のプレイヤーの手番になってしまったら、ペナルティーとして山札からカードを1枚引かなければなりません。
⑥ドボンで一発あがり!
「場のカードの数字」と「残り手札の合計数」が同じなら、ドボンを宣言して手札のカードを全て出してあがることができます。ドボンの場合、場札のマークは関係ありません。
例えば、場が「9」で、手札が「2・3・4」なら、ドボンと言ってあがれます。
⑦ドボン返し
ドボンをされたプレイヤーは、ドボン返しをすることで自分があがることができます。
「ドボンした人の合計数」と「ドボンされた人の残り手札の合計数」が同じだった場合、ドボンされた人は自分の手札を全てだすことができます。
例えば、Aさんが「10」を出して、Bさんが「5・5」でドボンして、さらにAさんが残り手札の「4・6」でドボン返しをしてあがることができます。
上の場合、点数計算時に「10」「5・5」「4・6」がドボン返しされたBさんの残り手札としてカウントされます。
⑧点数計算
1人があがったら、残り手札から点数計算をします。
カード | 点数 |
A・2・8・J・Q | 20点 |
その他の数字 | 数字通りの点数 ※J以上(J・Q・K)は全て10点 |
あがれなかったプレイヤーは、残り手札の合計点だけマイナス点になります。
あがったプレイヤーは、他のプレイヤーの合計点をすべて足した点数がプラスされます。
点数の設定は、プレイする人や地域によって様々です。遊ぶ前に確認しておきましょう。
⑨最も点数が高い人の勝ち
最後のラウンドが終わった時点で、最も点数が高いプレイヤーの勝利です。