トランプゲーム『ババ抜き』のルール・遊び方を紹介します。
また、アレンジルールのジジ抜きについては『ジジ抜きのルールを徹底解説』で紹介しています。
ゲーム名 | ババ抜き(オールドメイド) |
プレイ人数 | 3~8人 |
ジャンル | ストップ系 |
難易度 | やさしい |
ババ抜きはどんなゲーム?
ババ抜きは、日本で定番のトランプゲームです。
隣の人からカードを1枚引いて、「引いたカードの数字」と「手札の数字」が同じなら場に捨てられます。
手札がなくなった人から勝ち抜けしていき、最後までジョーカーを持っていた人の負けとなります。
ババ抜きの使用カード
ババ抜きで使うカードは以下の通りです。
・ジョーカー1枚を含めた53枚
ババ抜きのルール・遊び方
トランプゲーム『ババ抜き』のルール・やり方を紹介します。
ジジ抜きの遊び方については『ジジ抜きのルールを徹底解説』で紹介しています。
ゲームの勝敗
手札がなくなった人から勝ち抜けしていき、最後までジョーカーを持っていた人の負けです。
①カードを配る
親は、自分の左隣の人から時計回りに1枚ずつすべてのカードを配りきります。
カードが1枚多くなってしまう人がいてもOKです。
②同じ数字のカードを捨てる
自分の手札をみて、同じ数字のカードがあれば2枚セットで場に捨てます。(マークは関係ありません)
同じ組み合わせがある限り、全てのペアを捨てていきます。
3枚同じ数字があったとしても、捨てられるのは2枚です。
③右隣の人のカードを引く
自分の手札は、他のプレイヤーに見えないようにおうぎのような形にして持ちます。
スタートプレイヤーは親の左隣の人です。
手番では、右隣の人のカードを1枚引きます。
引いたカードを手札に加えて、同じ数字があれば、その2枚を場に捨てます。
これで手番終了で、手番は時計回り順に進みます。
④手札がなくなったら勝ち抜け
手札がなくなった人から勝ち抜けしていきます。
勝ち抜けした順番に順位が決まります。
⑤抜けた後の進め方
あがり方は以下の2パターンがあります。
- 最後の手札が引かれてあがる
- 引いたカードでペアを作ってあがる
どちらのパターンで人が抜けたかによって、その後の進行が変わります。
最後の手札が引かれてあがる場合
残り手札1枚が引かれてあがった場合は、それまで通りにゲームを進行します。
引いたカードでペアを作ってあがる場合
誰かがカードを引いてあがった場合、次のプレイヤーは引く相手がいなくなったので引きません。
下の画像の通り、次の人のカードを次の次のプレイヤーが引いて、ゲームを続行します。
⑥ジョーカーが残ったら負け
勝ち抜けした人の手番を飛ばしてゲームを続け、最後まで手札にジョーカーが残った人の負け(最下位)となります。
ババ抜きのバリエーションルール
ババ抜きには、同じような遊び方のルールがいくつかあります。
ジジ抜き
ババ抜きをアレンジした『ジジ抜き』というゲームもあります。
ジジ抜きの違いは、ジョーカーを加える代わりに裏向きにしたカードからランダムで1枚除外するところ。
ババ抜きでは1枚しかないのはジョーカーと分かっていますが、ジジ抜きでは最後までどのカードが1枚なのか分からないのが面白いところです。
詳しくは『ジジ抜きのルールを徹底解説』の記事をご覧ください。
ジジババ抜き
ジジババ抜きは、ババ抜きやジジ抜きと勝利条件が真逆なローカルルールです。
ジジババ抜きでもジョーカー1枚を加えます。ゲーム開始前に、ランダムに数字カード1枚(ジジ)を取り除きます。
以後のルールはジジ抜きやババ抜きと同じですが、違うのは「最後まで手札を持っていた人が勝ち」というところ。
最後までそろわないカードはジョーカーとジジの2枚があるので、勝者は1人の場合と2人の場合があります。
オールドメイド
ババ抜きの原型がオールドメイド(Old Maid)と言われています。
オールドメイドでは、ジョーカーを加える代わりに、Qを1枚除外します。
Qが3枚になるので、Qのペアが場に捨てられた時点から、残りのババ抜きのジョーカーと同じポジションになります。
最後に、Qのカードを持っていた人の負けとなります。
ちなみに、ババ抜きというゲーム名の由来はオールドメイドからきています。詳しくは『ババ抜きの由来は?英語名のオールドメイドが関係している』の記事をご覧ください。
ババ抜きでよくある質問
- 手札がジョーカー1枚になった場合、ジョーカーが引かれて上がるのはあり?
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手札がジョーカーだけの時にジョーカーを引かれたらあがりになります。
自分以外のプレイヤーがあがり、手札にジョーカー1枚だけ残ったら負けです。 - ババ抜きの順番は?
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カードを配る人が親で、親の左隣の人がスタートプレイヤーとなって、右隣の人のカードを引きます。
それ以降、時計回りの順番で進みます。 - ババ抜きは何歳からできる?
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ルールがとても簡単なので、4歳ごろから遊べます。