トランプゲーム『うすのろ』のルール・遊び方を紹介します。
うすのろは地域によって、「うすのろまぬけ」「うすのろのばか」「うすのろばかまぬけ」などと呼ばれています。
ゲーム名 | うすのろ |
プレイ人数 | 3~7人 |
ジャンル | ストップ系 |
難易度 | やさしい |
うすのろはどんなゲーム?
うすのろは、両隣りの人とカード交換をしながら、同じ数字4枚を集めていきます。
誰かが数字4枚揃ったら、中央にあるチップを素早く取り合います。チップは1人分足りないので、取れなかった人の負けです。
4回負けて「うすのろ」になると、最下位になります。
自分の手札ばかり見ているとチップを取り損なうので、他の人の動きに注意するのが大事です。
うすのろで使うもの
うすのろで使うカードは以下の通りです。
・同じ数字カード4枚×人数分
また、人数よりも1つ少ないチップを用意します。
掴みやすいものなら何でもいいので、コイン・飴・消しゴムでもいいです。(なければ使わないカードでもOK)
うすのろのルール・遊び方
トランプゲーム『うすのろ』のルール・やり方を紹介します。
ゲームの勝敗
チップを取り損なったら負け。
4回負けると「うすのろ」と呼ばれて、最下位になります。
ゲームの準備
カードをシャッフルして、1人4枚になるようにカードを配ります。
また、真ん中にチップを広げておきます。
①一斉にカード1枚を渡す
各プレイヤーはいらないカード1枚を選びます。
「1、2の3」のかけ声とともに、全員一斉に裏向きのカードを左隣の人の前に置きます。
全員、右隣の人から回ってきたカードを手札に加えます。
誰かが同じ数字4枚が揃うまで、この手札交換を続けます。
②同じ数字が揃ったらチップを素早く取る
手札が全て同じ数字になった人は、こっそりと中央のチップを取ります。
誰か1人がチップを取ったら、他の人は手札が揃っていなくてもチップを取ります。
チップは1人分足りないので、一番遅い人はチップが取れません。取れなかった人の負けです。
③4回負けた人が最下位
1回負けたら「う」、2回負けたら「うす」、3回負けたら「うすの」となり、4回負けたら「うすのろ」となり、最下位となります。
うすのろのバリエーションルール
うすのろばかまぬけ
先ほど紹介したルールでは、4回負けて「うすのろ」になったら負けでしたが、地域によっては9回負けて「うすのろばかまぬけ」になったら負けというローカルルールもあります。
このほかにも、7回負けたら最下位になる「うすのろまぬけ」や「うすのろのばか」もあります。
同じランクの人としか喋れない
同じランクの人としか喋ってはいけないというローカルルールもあります。
「う」の人は「う」の人としか喋れず、「うす」の人は「うす」の人としか喋れません。
もし自分よりも低いランクの人と喋ってしまうと、話した相手と同じランクになります。例えば、1回も負けていない状態で「うすの」と喋ってしまうと、自分も「うすの」になってしまいます。
負けている人がなんとか他のプレイヤーに喋らせて逆転を狙うというプレイができるようになります。
うすのろでよくある質問
- カードが揃っていないのにチップを触ったらどうなる?
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数字4枚が揃っていないのに触ったら、お手つきで負けとなります。
- フェイントはありですか?
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フェイントをありとするルールもあるので、遊ぶ前に確認しましょう。
ただし、フェイントをやりすぎるとゲームが進まなくなるので、「1ゲーム中に3回まで」などと回数制限を設けるのがおすすめです。 - うすのろの意味は?
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うすのろとは、動作や反応がにぶいという意味です。