誰が味方で誰が敵?疑心暗鬼のボードゲーム「お邪魔者」のルール紹介

お邪魔者

お邪魔者は、山の坑道を掘り進めて金を探す「金鉱堀(きんこうほり)」と、それを邪魔する「お邪魔者」に分かれて、金を奪い合う正体隠匿ゲームです。

正体隠匿系と聞くと、「ちょっと難しそう…」と思う人もいるかもしれませんが、お邪魔者は初めて遊ぶ人にもとっつきやすい簡単なルールなので、初めての正体隠匿ゲームに向いています。

「ここに金があったわ」「いや、それただの石ころだったよ」という言葉が飛び交い、誰を信用していいか分からなくなって疑心暗鬼に陥ります。笑

相手を騙したり、正体を見抜いたり、友達とワーワー喋りながら楽しく遊べます!プレイ人数が幅広く、ボードゲーム会で大人数で遊べるので重宝しています!

この記事では、「お邪魔者」のルールを詳しく紹介します。

プレイ人数  3-10人
プレイ時間 30分

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お邪魔者の内容物

パッケージは小箱です。

お邪魔者の箱

パッケージのイラストではトロッコやつるはし、ランプが壊されています。
お邪魔者に破壊されたのでしょうか。

中身はカードのみです。

まずは役割カードから。

これが、真面目に坑道を掘り進める「金鉱堀」です。

お邪魔者の金鉱堀カード

せっせとトロッコを運んでいます。

そして、これが「お邪魔者」です。

お邪魔者のお邪魔者カード

悪そうな顔をしながら、なにかを壊しています。
カードに書かれている「Saboteur」は「破壊工作員」という意味です。

次に、「通路カード」です。

お邪魔者の通路カード
坑道を掘り進めるためのカードです。

そして、「アクションカード」もあります。

お邪魔者のアクションカード

人のトロッコなどを壊したり、直したりするときに使います。

お邪魔者の準備

まず、役割を決めます。

裏向きにしてランダムに役割カードを配ります。
自分の役割は、他の人には秘密です。
例えば、6人プレイなら、1~2人のお邪魔者が紛れ込みます。

次に、マップです。

僕は分かりやすいように、画用紙に線を引いてますが、なくても大丈夫です。
スタートカードとゴールカードをセットします。
こんな感じです。

【お邪魔者】スタートカードとゴールカード3枚をセット

3枚のゴールのうち、どれか1枚が金塊です。
ゴールカードの表面です。

【お邪魔者】3枚のゴールカードの表面
スタート時は裏向きのため、どこに金塊があるのかわかりません。

このゲームは、金鉱堀は金を探し当てる、お邪魔者はそれを阻止するのが目的となります。

手札を配ったら、ゲームスタートです。

お邪魔者のルール

プレイヤーは、以下のいずれかを行います。

・通路カードを繋げる
・アクションカードを使う
・手札を1枚捨ててパス

終わったら、山札から1枚補充して、次のプレイヤーに移ります。
序盤は、ゴールカード目指して掘り進めます。
通路を金塊まで繋げると、このようになります。

お邪魔者 ゴールまでの例
ゴールまで通路を繋げたら、ゴールカードを表にします。
それが金塊だった場合、「金鉱堀の勝ち」となります。

ただ、実際はお邪魔者があの手この手で妨害してきます。

お邪魔者の妨害

①行き止まりカード

「そろそろゴールだな」と思ったところに、突如置かれる行き止まりの通路カード。

お邪魔者 行き止まりカード

お邪魔者の妨害工作です。

②穴掘り道具の破壊

また、アクションカードを使った妨害もあります。
アクションカードで、相手の道具を壊せます。
坑道を掘るためには、トロッコ、ランプ、つるはしが必要ですが、どれかひとつでも欠けたら、通路カードを置くことができません。
これがその「破壊カード」です。

お邪魔者 破壊カード
上部に赤色の破壊マークが付いています。
破壊されたプレイヤーは、道具を直すまで通路カードを置けません。
逆に、お邪魔者が誰か分かったら、お邪魔者の道具を破壊できます。

直したいときは、壊れた道具に対応した「修理カード」を使います。

お邪魔者の修理カード
自分で直してもいいし、ほかの人が直してあげてもいいです。

③落石

「道を落石させる」という妨害もあります。
アクションカードの「落石カード」です。
お邪魔者の落石カード

落石させたい通路に「落石カード」を置きます。

ごきぶりポーカー 落石カード使用

落石カードを使った通路は、取り除かれます。
すると、その道が通れなくなったことで、その先の道に通路を繋げることができなくなってしまいます。

お邪魔者 落石後

落石したところは、周囲の通路に合うカードなら再び配置することができます。

お邪魔者 通路を配置

これで再び通れるようになりました。

一方で、金鉱堀なら、行き止まりカードを取り除くために落石カードを使うこともできます。

④宝の地図カード

3枚あるゴールカードのうち、1枚だけこっそり見ることができます。
見た内容については、嘘をついても構いません。
お邪魔者は、金塊を見つけても、「これは石ころだった」と嘘の情報を流すでしょう。

お邪魔者 地図カードを使った時の例

みんなの進路を、金から遠ざけようとします。

「ちょっと怪しいな」と思った金鉱堀の人は、地図カードを持っていれば、あえて同じ場所に使うのもいいです。
もし金を確認したら「やっぱり金でした!あの人嘘ついてる!」と指摘しましょう。

勝敗について

金までたどり着ければ、金鉱堀チームの勝ち。

山札、手札が尽きても、金までたどり着けなかったらお邪魔者の勝ちです。

勝者で金のカードを分配します。
これを3ラウンドやって、一番金カードをたくさん持っている人の勝利です。

お邪魔者のレビュー

ちょっとでも妨害しようものなら、すぐにバレます。
お邪魔者としてはつらいですが、その分かりやすさが結構笑えたりします。

ただ、いろんなところで書かれている通り、お邪魔者側は少し厳しいですね。。
ちょっとでも怪しい行動をとると、周りからすぐに破壊カードが飛んできます。
金鉱堀とお邪魔者のバランスが悪いと、数の暴力でどうにもならないときがあります。
単純に人数のバランスだと思うのですが、お邪魔者よりも金鉱堀がちょっとだけ多いくらいがいい感じです。具体的には、「7人のときの金鉱堀4人、お邪魔者3人」というのが良バランスな気がします。「6人のときの金鉱堀4人、お邪魔者2人」は数で殺されます。
また、ちょっとだけお邪魔者を強化してあげるといいかもしれません。
例えば、ゲーム開始前にお邪魔者同士はお互いを認識しておく、とか。

同じお手軽な正体隠匿系として、ワンナイト人狼があります。
人狼は、正体がバレかかってもなんとか話の流れで覆せる可能性があります。
一方、お邪魔者はちょっとでも疑われたら、ほぼほぼ覆せません。
正体隠匿という点においては、その醍醐味を味わえるのは人狼だと思います。

ただ、ワンナイト人狼はけっこう人を選びます。
議論するのが苦手だったりすると、全然喋れない人がいたりするときもあります。
そういうときは、お邪魔者にしておけばよかった…と思います。
お邪魔者は、話術はほとんど関係なく、行動から探れるゲームなので。

話し合って探るのが苦手な人でも、正体隠匿のドキドキ感を楽しめるところがお邪魔者の良さだと思います。